フランスの日本マンガ・アニメを主とするアジア文化への興味は、やはり高まっているとみるべきなのだろうか。今まで、毎年7月に JAPAN EXPO という大きなマンガ・アニメの博覧会が開催されていたが、今年はそれに加えて、チビジャパンエキスポというやや小規模な博覧会が11月の2日から4日まで開かれる。イベントの名前からして、「チビ」という外来語の日本語が使われているのが、フランス人は母国語に誇りを持っているというイメージを持っている筆者には軽い驚きであった。
フランスの将棋協会は、ここで将棋の展示を行う予定。チビジャパンエキスポの公式サイト(フランス語)に、将棋の盤駒の写真つき(手タレは誰なんだろう?)で告知を載せている。
11月2日から4日にマンガ・アニメファンに対して将棋の展示ということは、日本で10月13日から放映が始まった「しおんの王」の数回分を、事の善悪は別として、英語やフランス語の字幕で数回分見たことがあるファンが出てきているタイミングであり、フランス将棋協会がそれを狙ったのかどうかはわからないが、タイムリーな将棋の普及活動だといえると思う。
しかし、フランスのマンガイベントって、一年間にこんなにあちこちで開かれているのかと改めてびっくり。マンガカルチャーのフランスマンガイベントのページ(日本語)に、一覧表が載っている。
フランスで「こち亀」は紹介されているんでしょうか?もしあれば156巻は郵便将棋やらコンピュータ将棋がでてくるエピソードがあってつかえます。
投稿情報: madi | 2007年10 月30日 (火) 15:28
> madi さま
テレビアニメの方は、Wikipedia によれば、”ポルトガルやインド、スペイン、フランス、台湾などで放送されている”とあります。コミックスのほうはちょっとわかりません。
投稿情報: | 2007年10 月31日 (水) 12:10