9月20日に公益認定等委員会の第17回会合が行われ、その配布資料が本日公開されている。そのうちひとつが将棋界にとっても関係があると思われるのでリンクする。本来は個別のチェックポイントの資料の前に、第15、16回会合の議事録が公開されて欲しいのではあるが。
これは、公益認定作業の事実認定のチェックポイント案について記載された資料である。チェックのポイントは2つあり
(1)当該研修・育成(以下「研修等」)の対象者の要件が、一般に開かれた形で、その特性(レベル、事業の性格等)に応じた的確・合理的なものとなっているか。
(2)当該研修等の内容の検討、研修等及び知識・技能の確認行為(受講者が一定のレベルに達したかについて必要に応じて行う行為)に当たって、専門家が適切に関与しているか
の2つがチェックされる案となっている。日本将棋連盟でいえば、奨励会、育成会の事業がこの対象となると思われる。年齢制限の合理性がチェックされる可能性も考えられる。一般のアマチュア向けの講座等について、この「研修・育成」の範囲に含まれるのかどうかは、筆者には今のところ不明である。
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