先週末の7/6-/8、パリで、マンガ・アニメからはじまって、日本文化全般を紹介するイベントに昇華した Japan Expo が開催されたが、パリの将棋愛好家の有志が今年も将棋の展示を行って、初めての人に将棋を伝えたり、前年に将棋を覚えた来場者のリピーターとの交流をおこなったりなどした。その様子の写真が、フランスの将棋フォーラムで Tomnet 氏によって公開されている。
上記リンクの写真は12枚。1枚目から4枚目までは、来場者がいないときの将棋のスタンドの様子。5枚目から8枚目までは、持ち込んだ畳と、座布団と、五寸盤(たぶん)を中心としたショット。9,10枚目が来場者とのやりとりの光景、11、12枚目が展示チームのメンバーのようである。
機械翻訳でフランス語を英語にして読んだので完全にはわからないが、金曜土曜の二日間で、用意した販売用の将棋の盤駒は、何セットなのかが不明だが、売切れてしまったようである。
写真で明らかなように、これは、パリの現地の将棋ファンが自らおこなっている展示である(日本大使館勤務で、将棋が趣味の日本人の方が一人手伝ってはいる)。Japan Expo の展示者にとって将棋とは、自らの時間と労力を割いてでも他の人に広めたいと思える魅力に満ちたゲーム、ということになるのではないだろうか。そのように思って活動している方が、今回はパリの例だったが、パリに限らず世界各地に少なからず居ることを、もっと知っていただけたらと思う。
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