11/17 に第5回の会合が行われた。こちらが議事次第のページ。
これまでの議論のとりまとめ(案)(pdf、 9頁)という文書が公開されている。その中から、筆者が重要と思うところを抜き書きする。
(2 映像による対外発信の現状と問題点 より)
NHK自身として、当面、以下のような対応策を検討しているところである。
(ア)ワールドTV、ワールドプレミアム両チャンネル特性の明確化、すなわち前者は主に外国人向けとし、英語化率100%を目指す
(ウ)インターネット発信の強化、すなわち更新頻度の増加、発信ソフトを充実していく。
(3 映像国際放送強化の狙い・目的 より)
具体的な放送理念として
②等身大の生活、文化・歴史・言語・科学技術・産業等の発信
を柱として据える。
(4 映像国際放送強化の具体的方向性)
工業デザイン、ファッション、アニメ、漫画を含めた現代日本文化が欧米文化の模倣を突き抜け、オリジナリティをもって欧米で評価されてきている現状を踏まえ、それらを積極的に発信する視点を持つべきである。
当面、英語を使用する。なお、日本語放送に英語字幕を付する等、日本語習得に意欲を持つ外国人に対する視点も同様に持つべきである。
インターネットは、情報流通の領域拡大ということ点で目まぐるしく発達しており、能動的にコンテンツを入手しようとする人々によるアクセス促進という観点からはもっとも効果的であることから、積極的に活用すべきである。また、番組内容、視聴者層に応じて、放送、インターネットいずれを重視するかを適切に判断することも必要である。
過去5回の委員会の議事要旨、記事次第を見たい方は、一覧できるページができているので参照されたい。
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