実は、将棋ペンクラブのメンバーでもある。平成17年度の大賞候補推薦作として、ネット上だけで発表されている真田圭一&古河彩子の将棋コラム「プロ制度」(全10回)、将棋ビジネス考察ノート(2005年4月)の「収支計算書データをアップするにあたり」以後の一連の経営分析、および、ネット上で有名になった羽生三冠の比喩「高速道路と交通渋滞」が所収されている「ウェブ進化論」(梅田望夫著、ちくま新書)を推すことにした。これらが大賞に選ばれることは九分九厘ないとは思うが、ネット上でどのような言説が将棋に関して行われているのか、また、羽生三冠の言葉がネット社会でどれだけのインパクトを与えたのかを、普段紙媒体しか読まない人にも知って欲しかったので推薦した。私の接触した幹事は上記3つとも知らなかったと返事をくれた。推薦した甲斐があったというべきなのだろうか。考えることは多い。
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