上海の将棋普及家の許建東氏の mixi 日記で知った。以下の記事が中国語で解放日報の電子版に出ている。
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上海の将棋普及家の許建東氏の mixi 日記で知った。以下の記事が中国語で解放日報の電子版に出ている。
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昨年の9月以来、次々と英語の優れた将棋ビデオを YouTube に継続的にあげている HIDETCHI 氏の YouTube のビデオの更新情報の購読者数が 1000 人を超えた。HIDETCHI 氏のビデオは、一部ご本人の趣味のピアノのビデオがあるが、ほとんどが英語の将棋ビデオである。快挙だと思う。
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年末の12月27日から29日まで、ポーランドのクラクフで、第1回クラクフ将棋トーナメントが行われる予定である。英語のアナウンスがこれ。
Shogi prospect :: View topic - Tournament in Poland 27-29.12.09 Krakow
THE ORGANIZATIONAL ANNONCEMENT of
the Ist CRACOW SHOGI TOURNAMENTORGANIZERS· Malopolska Chess Association
· The Manggha Museum of Japanese Art and Technique
DATE & PLACE OF GAME
The tournament will take on 27 - 29 December 2009 y. as
a part of the 20th International Chess Festival Cracovia'09, in
Electrical Secondary School No. 1
Poland, Cracow, 49 Kamieńskiego st. (以下略)
開催場所の The Manggha Museum of Japanese Art and Technique という文字に惹かれて、少しどんな場所なのか調べてみたところ、日本語では、日本美術技術博物館という名称の施設のようだ。
日本美術技術博物館 Manggha マンガ(駐日ポーランド共和国大使館)
アンジェイ・ワイダ監督の発意によるクラクフ日本美術技術センター"Manggha"の設立は、監督が「京都賞」を受賞された賞金、13万8千人による募金協力と両国政府の援助により実現され、1994年11月30日に開館しました。クラクフ国立博物館所蔵の浮世絵を主とする日本美術の展示の他、日本関連の様々な企画展示・催しが行なわれ、両国の文化交流拠点として定着しています。
日本美術・技術センター“マンガ”館
ヴァヴェル城の川対岸にあります。
近代的な建物です。ガイドブックによると、この施設は、著名な日本美術コレクターだったフェリタス・マンガ・ヤシェンスキ氏(故人)が収集した日本美術コレクションが展示されています。
マンガ館とあったので、日本のマンガの展示かと思いきや、全然違いました。
浮世絵だそうです。安藤広重とか、歌麿、写楽など4600点の浮世絵があるそうです。
2つめにリンクした記事に建物の写真があるが、このような日本伝統文化の発信の場となっている博物館を会場に選んで将棋のトーナメントが催されるというのは、現地の主催者の意気込みとセンスがなければ実現されないことである。ぜひ、成功して欲しいと思う。
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昨日の王座戦第3局の2ちゃんねる該当スレッドの勢いのピーク値をメモしておく。
第57期王座戦 Part25 --- 5795(25日17時)
第57期王座戦 Part26 --- 9064(25日17時)
第57期王座戦 Part27 --- 25909(25日20時)
第57期王座戦 Part28 --- 7327(25日21時)
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明日から週末にかけて、ベトナムのハノイ郊外にある民族学博物館で、ベトナム文化と日本文化を紹介しあう Mid-Autumn Festical 2009: Vietnam - Japan という催しが行われ、その中で将棋も紹介されるようだ。民族学博物館のイベント告知のページに以下リンクする。(引用部分の太字による強調は筆者のもの)
Together with the introduction and guidance in playing the traditional games of the two countries such as tug of war, hopscotch, spinning top, walking on stilts,… visitors will have chances to play and compete (with the prize for the winner) in a number of Japanese games such as beanbags, otedama, bamboo Helicopter, taketombo, yo-yo, playing quoits, wanage, smiling face, fuku-warai, Japanese chess, shogi. Through playing games, visitors will have a feeling of the similarities and differences of traditional games in Vietnam and Japan.
ゲームということで、お手玉、竹とんぼ、ヨーヨー、輪投げ、福笑いなどとともに、将棋が紹介されるようだ。ベトナムといえば、シャンチーが盛んな国。多くの方がこのイベントを通じて将棋にも興味をもってもらいたいと思う。
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HIDETCHI 氏がYouTube に公開しているHow to Play Shogi(将棋)のビデオに、英語以外への字幕がつけられるようにするためのプロジェクトを始動させた。
ZAPATEADO ~サパテアード~ "How to play Shogi"字幕化プロジェクト再始動
というわけで、皆さんにも是非、この字幕化プロジェクトにご協力を頂きたく、お願い致します。
言語は問いませんので(もちろん日本語でも)、各国語への翻訳ができる方は是非お手伝い下さい 手順は以下の通りです。
(中略)
※ オリジナルの英語字幕ファイルは、私の方でこれから順次作成していきますので、それが出来たビデオから翻訳可能となっていきます。ただし、時間同期させた SUB形式ファイルをご自分で一から作成するスキルがあり、その作業をやっても構わないという方は、もちろん私のオリジナルファイルを待たずして作成して 下さって構いません。とても助かります。(英語、他の言語にかかわらず、作成頂いてOKです) youtubeからビデオをダウンロードした上で、"Subtitle Workshop"というソフトを使えばSUBファイルを作成できます。
日本語だけでなく、HIDETCHI 氏は同じ呼びかけを英語でも9月に新たに米国の10代の将棋ファン二人が立ち上げたフォーラム The 81-Square Universe で行っている。
<<< Subtitles Project for "How to play Shogi" >>>
In order to promote shogi more to the world, I'm working on making subtitles for my "How to play Shogi" series, as to which, I would like to ask you for your cooperation. If you can translate my English subtitles into any other language, please help me by doing that. :-)
既に、ポーランド語の字幕は Lesson4 まで、ドイツ語字幕は Lesson1 までつけられているが、この英語の呼びかけに対して、新たに中国語、ポルトガル語、スペイン語で字幕を時間のあるときにやってみるという人がもう現れている。中国語とスペイン語は米国在住の方、ポルトガル語はブラジルの方だ。申し出た人のそれぞれのプロフィール欄を見ると、偶然かもしれないが、皆10代の後半か20代前半の方のようである。趣味で動画を自ら作ったり、編集したり、ということをある程度日常的にできる人が現れてきているのが、この世代以降ということになるのかもしれない。
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昨日の王座戦第2局の2ちゃんねる該当スレッドの勢いのピーク値と時間をメモしておく。
第57期王座戦 part19 --- 4043 (16日16時)
第57期王座戦 part19(実質20) --- 2625 (16日19時)
第57期王座戦 part21 --- 4584 (16日21時)
第57期王座戦 part22 --- 17235 (16日21時)
第57期王座戦 part23 --- 11334 (16日22時)
昨日の将棋は先手玉に一度も詰めろがかからなかったと筆者には見えたが、それがピーク値が2万に届かなかった理由だろうか。84手目に9ニ飛と逃げていたら、ピークの値が2万を超えたのではないかと思う。
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英語で将棋のビデオを多数 YouTube で発表している HIDETCHI 氏が将棋駒の International Design のビデオを発表して以来、内外を問わず様々なデザインが氏のところに寄せられているようだ。9/11 には、北欧風POP と中華系POP な将棋の国際駒のデザインがイメージ入りで紹介されている。北欧風POP はスウェーデンの国旗の色使いを意識しているように思われる。中華系POPは、赤黒白のコントラストがなるほど中華街に言ったときに見た覚えがあるような感じである。
前回の国際駒の記事を見て、また素晴らしいデザインを送ってきてくれた方がいらっしゃいます。「やち」さんという方です。
デザイン関係の仕事をされているそうで、ご覧のとおり、各セットがそれぞれ一貫したデザインコンセプトで纏め上げられていて、とても素敵です。細かいところにこだわりが感じられます。
ZAPATEADO ~サパテアード~ は HIDETCHI 氏が書いているブログ。上記のほかの国際駒関連のエントリーをピックアップして並べてみる(降順)。
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daichanの小部屋の記事、海外普及 - daichanの小部屋 のコメント欄に以下のようなコメントが寄せられている。
- 34FUと呼ぼう (Shinjoseki)
- 2009-09-11 03:16:10
- 在米将棋愛好家です。
英語版中継は画期的で喜ばしいことですが、その中で気になるのは、棋譜と駒がチェス用語を流用して使用いる点です。
将 棋を日本文化の面から見ると、文化が言葉の上に成り立っていることより、英文用語の統一は非常に大事です。本部として、過去に英文表示について方針を出さ れてないと思います。柔道・空手の例が非常に参考になりますが、外国の方が、日本語用語をそのまま使っている光景を見ますので、将棋でも日本語をベースに した用語の確立を本部が中心になって推進されることを期待します。
生徒さんから3DPとか言われて、一番困るのは普及指導をされている側の方ではないでしょうか。チェス用語はあくまでも補助的に使用されるべきでしょう。麻生さんも’34歩’とか使っているくらい日本文化に新党(?)してます。
これに関連して、将棋の駒を英語でどう呼ぶかについて、日本将棋連盟の刊行物やプロ棋士の発言、プロ棋士が関係した英語による棋書を中心として、筆者が把握しているところを簡単にまとめておきたい。
青野九段の著作を元にした、John Fairbairn 氏の翻訳による日英対訳の棋書(「ここを直せば強くなる - Better moves for Better Shogi」(1983年)「将棋定跡のカギ - Guide To Shogi Openings」(1983年)の英語部分では、段をアルファベットで表し、駒の名称はチェスの用語を拝借した形の英語名称であった。
日本将棋連盟が 1985年の5月に最初の印刷をした英語による将棋の紹介パンフレット「将棋SHOGI」という印刷物がある。これは、将棋親善大使にもなった野球の井川選手が米国で配ったものと思われ、現在も日本将棋連盟で頒布をしているパンフレットのはずである(パンフレットの写真は、”Igawa Game”流行るかな? - おおた 葉一郎のしょーと・しょーと・えっせい で見ることができ、同ページで写真をクリックすると大きく表示される)。このパンフレット上で使われている図面は、筋をアラビア数字、段を小文字のアルファベットで表したものである。また、駒の名称については以下のように、Englsih と Japanese が併記されている。
Character English Japanese Symbol 玉 King Gyoku K 金 Gold Kin G 銀 Gin Gin S 成銀 Promoted-Silver Nari-Gin Sx 桂 Knight Kei N 成桂 Promoted-Knight Nari-Kei Nx 香 Lance Kyo L 成香 Promoted-Lance Nari-Kyo Lx 歩 Pawn Fu P と Promoted-Pawn Tokin Px 飛 Rook Hisha R 竜 Promoted Rook(Dragon King) Ryu Rx 角 Bishop Kaku B 馬 Promoted Bishop Uma Bx
上記を見てわかるように、日本将棋連盟の英語パンフレットで、歩を Pawn, 飛を Rook, 角を Bishop というように、チェスの用語を借用する形で表している。
Tony Hosking 氏の The Art of Shogi(1996) では、駒の名称は、やはりチェスの用語を拝借した形の駒の英語名称が使われているが、盤面の升目を表すのには、アラビア数字を筋にも段にも用いるようになっている。(日本で普通の方式は、アラビア数字が筋を、漢数字が段を表している)。この方式は、羽生名人の日本語原稿を高橋和女流三段が英訳したのを元にして Tony Hosking 氏が出版した Habu's Words (2000) に受け継がれている。
「将棋世界」誌の2003年4月号(だったと思う)で、高橋九段が「ずばり提言 将棋に、日本語に誇りを」で以下のような問題提起をしている。
英語に親しむようになって数年。いつまで経っても、ビギナーの域を抜けないのには困ったものだ。将棋の英語に関しても多大な熱意を持ってご教授くださる田村高光さんの元、少しずつではあるが身についていってくれたらと思っている。
右も左もわからなかった今までは、それまであったものを、ただ受け入れてきただけであったが、こと本職については、様々な点でこだわりを持つようになってた。最も残念に思うのは、駒の表現だ。
例えば、歩・桂・飛などは、それぞれ Pawn,kNight,Rook のごとく、置き換えられている。しかし、これらはあくまでもチェスの駒であって、将棋の駒ではない。
これが私の主張である。
駒の場合は特に、英語の世界の中に、そのまま漢字を持ち込んでもいいのではないか、とさえ思っているが、どうだろうか。それが難しいことであれば、最低限、Fu, Keima, Hisha とすべきであろう。
ただし、この際、具体的な説明を求められた場合には、簡単な説明ができるくらいには、英会話力をつけたい。
角ならば "It looks like Bishop of chess, but it can bepromoted" とか(これが正しいかどうかは自信なし)。
ほかにも、戦法や囲いの名称なども、固有名詞としてそのまま生かしたい。
他国の出来事などを、何の憂いを持つことなく吸収してしまうのが日本人の長所であり短所ともいえる。
なんでもかんでもチェス用語にあてはめてしまっている現状は、せっかくの世界に誇るべき文化(将棋)が、あまりにも異国の文化(チェス)に迎合しすぎている気がしてならない。
また、英語には「お願いします」に相当する言葉はないようだ。(抽象的で実に日本語的なので)。ゲームを始める前に交わす挨拶も特に決まってないようで、あえて言うなら "Have a goodgame" やら、" Good luck" などと言って、盤上で握手。
将棋においては、これは実にいただけない。礼に始まって礼に終わるのが将棋。老若男女、人種の隔てなく、あくまでも将棋では「お願いします」のひと言に、一礼をして始めるべきだ。
昨年の第2回国際将棋フォーラムの際は、3名の外国の方々との指導対局を受け持った。当初は、ここは日本、日本語で押そうと考えていたものの、念のため"Do you speak Japanese?" と尋ねたところ、全員が "No"。
しかたなく拙い英語で応対する羽目に。でも開始時の「お願いします」は、いっていただくことにした。うち1名の方は日本語自体の知識がほとんどないようで、繰り返し言ってもらって4度目にようやく様になった。直後に "Perfect!" と誉めたのはいうまでもない。
将棋も日本語も、世界に類を見ない味わい深いものだと思っている。訳す必要のあるところは訳し、ありのままであるべきは訳さずに生かしたい。
英語に触れれば触れるほど、外国の方々と接すればするほど、
母国語を大切にしていきたいと願う、今日この頃である。
同じ欄で、当時の「将棋世界」誌編集部は以下のように、谷川女流四段と田村氏のコメントを載せ、バランスを図っている。
現実策のチェス用語利用
高橋道雄九段の提言の根幹には、「将棋は世界に誇るべき日本文化」という考え方があるようで、将棋の国際普及の場で日本語の呼び方が定着するのは願ってもないことだ。柔道の世界では「有効(YUKO)」「指導(SHIDO)」などといった日本語が世界共通語になっている。しかし柔道界や囲碁界に比べて国際普及が発展途上の将棋界では、外国人に対して将棋の専門用語をそのまま押しつけるのは現実的に無理があるようだ。
将棋連盟の英語部講師を務めている田村高光さんは、かつて海外に赴任していたこと、外国人に将棋をよく教えたそうで、当時の体験談をこのように語った。
「外国人に将棋を教える場合、できるだけ障壁をなくすことです。でないと、興味を覚える前にやめてしまいます。その意味でこれはチェスに似ているという言い方はとても都合がいいんです。将棋に興味を持つ人はたいがいチェスを指しますから。将棋を普及する上で、チェス用語を利用することは現実的な方策だと思います。」
数年前まで外国人専用の将棋教室を開いていた谷川女流四段も同じ意見だ。
「外国人に対してはなるべくやさしく教えるのが大事で、難しいとおもったらやめてしまいます。駒は角(カク)と飛車(ヒシャ)がいいづらいそうで、成桂(ナリケイ)と成香(ナリキョー)の区別も難しいそうです。ですからチェス用語を使うほうが教えやすいですね。ただ日本語が堪能で将棋にもっと興味をもった方には、本来
の専門用語になじんでもらいたいとは思いますが。
あの教室では対局開始時に私のほうから"お願いします" と挨拶しましたが、みなさん"サンキュー"とか"ありがとう”と応えてくれて礼儀正しかったですよ。逆に日本人が見習うべきこともありました。とかく私たちは負けるとがっかりしてうなだれてしまいがちです。でも外国では勝者の力量を素直に認める風潮があり”勝ったあなたが立派だ”という態度で、敗者の方がにっこり笑って手を差し
出すんです」
高橋九段の提言は大変もっともなことだ。だが将棋の国際普及を進めるうえで当面、田村さんや谷川四段が語る事情も理解する必要があるだろう。<<文責・編集部>>
高橋九段は今年の4月に『高橋道雄の「超実戦」詰将棋』という本を出している。詰将棋の本なのだが、実は、欄外に英語の将棋用語をまとめていて、英語の将棋用語集としても使えるようになっている。その「はじめに」で九段は以下のように書いている。
また、本書では欄外に注目を!
将棋用語の英語バージョンである。
私自身、英語に親しむことが好きで、棋士仲間で英語部を作り、数年間活動したこともあった。
さすがにペラペラの道は遠いが、おかげで外国のかたとも知り合いになることができた。
さまざまな事柄で、国際化が叫ばれている現代では、語学に取り組むのも大切なことだ。
これから英語を始めてみようという方は、本書をそのささやかな第一歩にしていただければ幸いである。
将棋用語の英訳は、チェスの用語を応用するケースが多い。将棋での言い方を覚えておけば、必然的にチェスをプレーするときに使えるので、一挙両得となるわけだ。
英語の将棋の本は、いくつか出版されてはいるものの、単語集のようなものは今までなく、自著でそれが実現できて大変うれしく思う。
2009年の「将棋世界」9月号の「英語で将棋を伝えよう」という早水女流二段の記事では、2005年度に国際交流基金の日本文化紹介のための専門家派遣事業でトルコに派遣された経験もある堀口弘治七段が、今年都立白鷗高校の正課になっている将棋の授業の講師を務め、第8回の授業「英語で将棋を伝えよう」について取材をしたのがレポートされている。その記事から一部引用する。
堀口七段がなんと英語で講義をするという。私は第8回の授業「英語で将棋を伝えよう」の取材に白鷗高校を訪れた。
将棋の授業をサポートしているアマ二段の鈴木秀光教諭に案内されて5年生の教室へ。袴姿の堀口七段が教壇から「グッド・モーニング!」と生徒たちに挨拶。思わず「英語なの?」ととまどう生徒に「ノー・ジャパニーズ・トゥデイ」と笑顔で注意。きょうはすべて英語。日本語は禁止。堀口七段は奨励会時代から英語を徹底的に勉強しており、ネイティブ並みの発音は本物の英語教師のよう。
定員いっぱい15人の生徒が着席し、授業が始まった。女子も数人おり、真剣に耳を傾けている。まずは「玉」「歩」などの駒の名前を「キング」「ポーン」などのチェス用語で説明。「チェスは英語圏の人々なら常識。入門者にはチェス用語が最良の方法」なのだという。
今回、筆者が日本将棋連盟のネット委員会の方の働きかけに応じて王座戦での英語の中継画面への実験に協力するのを決めた大きな要因のひとつに、高橋九段が2003年の「将棋世界」誌で主張されたことを、『高橋道雄の「超実戦」詰将棋』では変えていると受け取れたことがあることを記しておきたい。
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昨日終了した王位戦第6局の2ちゃんねる該当スレッドの勢いのピーク値と時間ををメモしておく。
第50期王位戦 Part27 --- 7547(16時)
第50期王位戦 Part28 --- 14041(17時)
第50期王位戦 Part29 --- 21801(18時)
正直なところ、タイトルの奪取がかかっていた一番とはいえ、羽生四冠のからんでいない、公式中継サイトで解説のない対局のスレッドの勢いが、午後5時とか6時とかの早い時間で、2万超えの勢いが出たことに驚いている。これは、2ちゃんねる該当スレッドのテンプレートにある、公式サイト以外の解説付きの中継盤面を見ることができたことによるところも大と思われるが、そもそもの将棋の内容が終盤までどちらが勝ちなのかがわからない、素晴らしい内容であったことがその一番の要因と思われる。
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